10万円以上の高級クリームをみたとき、おそるおそるクリームのボトルに手を伸ばし、店員に勧められてもまだクリームを指につけられもせず、その瞬間をちょっと躊躇するでしょう。
なぜならもし、その効き目が手にのせてあっという間にでも現れたりしたら、それは大事件だからです。
買わないではいられなくなったらどうしよう、というスリルが高級クリームたる魅力なのでしょう。
だから、高級クリームはお店にあるときが一番輝いて見えます。
この豪奢なパッケージはシャンパンなら木箱入りのヴィンテージ物の風格を漂わせて、その瞬間を独り占めにする主を静かに待っているかのようです。
そして、クリームの蓋をいざ開けるときの未知との遭遇は、その瞬間をスローモーションにしてしまうほどの貫禄が漂います。
まさにこれは、スキンケア上級者にしか吹いてこないであろう感動の向かい風なのです。
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